・最近やる気がない部下がいて困っている。
・仕事を楽しくなさそうにする部下がいる。
・仕事をお願いしても嫌そうな顔をする。
あなたの職場のメンバーの中にやる気がないと感じる部下がいれば、周りのメンバーも同じように感じています。
やる気がないままの状態で指摘や改善を怠るとチームの輪が乱れ、他のメンバーにも悪影響を及ぼしてしまいます。
最悪の場合、やる気に満ち溢れ、責任感がある頼もしい部下が退職するという最悪の事態にも発展する可能性があります。
上司のあなたとしては他のメンバーが退職することは避けたいため、早急に解決する必要がある大問題です。
私は接客業を20年以上経験し、どの職場でも育成係を務め、本を何冊も読んでリーダーシップや伝え方を学びました。
そしてそこで学んだノウハウを実践することでスタッフのやる気スイッチを常にONに保つことができています。
意識的に覚えたのではなく、何冊も読むことで自然と頭に入り、現場で思い出したタイミングで活用していました。
今では県をまたぐエリアをマネジメントする立場で社員の育成に努めています。
結果、私が現場にいなくてもなんら問題ないレベルの社員ばかりになり、安心して店舗を任せています。
部下をやる気にさせる手段は伝え方や褒め方、感謝の言葉など無数にありますが、全て覚えて実践で活用するのはなかなか難しいものです。
本やブログでは大量の情報が目に飛び込んできて、覚えきれないのが現実。
そこでこの記事では無数にある手段は割愛し、実践ですぐにでも活用してほしいたった1つの魔法の言葉だけを紹介します。
これから説明するたった1つの魔法の言葉をすぐにでも実践してみることで、部下の気持ちの変化を感じてもらえるはずです。
実際に、本日部下に面談を実施した際、この手法を説明すると・・・
✖✖✖✖✖
なるほどぉ!!!
すごいですねぇ!!!
このように大変良い反応が返ってきて私もどや顔になってしまいました。
そしてこの手法は誰にでも簡単にできます。できない人はいません!
誰でもできるたった1つの手法だけを今回はマスターしてください。
今回は会話形式で分かりやすく例を出して解説します。
【超ド級!】仕事で部下をやる気にさせる魔法の言葉とは?
仕事で部下をやる気にさせる魔法の言葉とは何か。
答えを知っていて、あえてわからないふりして部下に助けを求める
これは部下のやる気に火をつける「超ド級」の手法です。
部下を持っている人は部下への扱いに困っている人がほとんどです。
私の回りに困っていない部下はいません。
人間関係での悩みで多いのは上司と部下に関することではないでしょうか。
上司に関してはその上司次第なところはありますが、部下に関してはあなた次第なのです。
あなたの腕次第である程度どうにかなるのです。
部下を気持ちよくさせてやる気にさせる魔法の言葉を具体例で紹介していこうと思います。
部下をやる気にさせる言葉を1つしか解説しない理由3つ
部下をやる気にさせる言葉を1つしか解説しない理由は、この魔法だけに集中してほしいからです。
たった1つの手法だけなら頭に入りやすいから
Webや本はたった一つのことについてだけ書くという事はありません。
特に本の目次を見たことがあればわかるのですが、見出しが沢山ありますよね。
しかしあなたはこの全ての見出しの中身を把握して実践できますか?
私なら100%不可能です。
・内容が多過ぎる
・ふわっとしか覚えていない
・難しい内容が多い
情報量が多いことは理解した上で制作されているはずです。
ではなぜ解っていて多くの情報を詰め込むのでしょうか?
それはターゲットが狭すぎるからです。
本は数100ページありますよね。
これを10ページ、本によっては1つの内容を2ページで書くこともあります。
これだけ少ないと、ターゲットとなる人が極端に少なく、本として売り出すことは難しいですよね。
だから情報量が多いのは仕方がないのです。
この記事は必ずマスターしてもらいたい手法だからあえて1つに絞っています。
1つならマスターできる気がしませんか?
冒頭で説明した通り、具体的にこの魔法の言葉をWebや本で書いていないのでないかと思います。
このなかなか目にすることのない手法ですのでぜひマスターしてください!
仕事をやる気にさせる言葉は別の記事で解説しているから
仕事をやる気にさせる言葉や伝え方、行動は別の記事で解説していますので気になる方はご覧ください。
部下をやる気にさせるのは本当に骨が折れます。
1つの手法をマスターしただけでは難しい場合もあるのでまとめてご覧いただくことをおすすめします。
しかし、まずはこの記事に集中してみてください。
別の記事
→【部下への指示が伝わらない】話の進め方のコツを5つだけ解説
→【部下は褒め倒せ!】9割褒めて1割お願いくらいが調度良い!?
→【仕事教え方ガイド】教え方には流れがある!たった1つのコツを解説
→【社員初心者編】 仕事の人間関係に問題が発生したらまずは面談!
たった1つの「魔法の言葉」だからどうしても今すぐにマスターしてほしい
たった1つだから必ずマスターしてほしいと思います。
利用シーンはシンプルに【助けてほしい時】です。
と言っても本当に助けてほしい時もあればそうでない時もあります。
今回は助けが欲しいわけではないけど助けてほしいふりをする手法を解説します。
情況に応じて使い分けてください。
部下をやる気にさせる魔法の言葉を2つの例で解説
1つづつ会話形式で解説します。
魔法の言葉【答え編】
この問題の答えがどうしてもわからないんだけどAさんわかる?
う~ん、ちょっとすぐにはわからないですねぇ。
調べてみます。
答えがわかりました。
ここは「123」です!
お、本当だ。
ありがとう!
助かりました!
いえ、またいつでも声かけてください。
ありがとう。
頼らせてもらいますね。
魔法の言葉【答え編】の解説
こんなこともわからないのか。
まぁ確かに、この問題は誰しもが解けるわけじゃないからな。
また次、聞かれても教えてあげようかな。
これで少しは上司に教えたという優越感を味わってもらえたかな。
そしてなによりやる気に繋がったかな。
答えは初めから知ってるんだけどね。
実際、私が良く使う手法です。
知っているけど知らないふりして助けを求めると、真剣に助けようとしてくれます。
頼りない上司だなぁ
質問の内容次第ではこう思われることがあるかもしれません。
しかし
チラシのデザインなど、あなたが専門外の仕事に関して、Aさんが得意分野だった場合、快く引き受けてくれるでしょう。
このように上手く部下をコントロールする手法を学ぶと、相手のやる気に火を付けます。
魔法の言葉【企画編】
一か月後に主婦をターゲットにしたイベントを行おうと思っていて、参加賞を考えっているんだけど主婦ではない私には何が良いかわからないんだよね。
もらって嬉しい参加賞ってどんなのがある?
1つ300円くらいで考えたいんだ。
私なら毎日使う消耗品だと生活の助けになって嬉しいです。
なるほどねぇ。
確かにいらないと思っているものを参加賞にしても惹かれないもんね。
例えばどんなのがある?
そうですねぇ。
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・ラップ
・指定のゴミ袋
とかはどうですか?
それなら毎日必ず使用するから喜んでもらえそうだね!
1つに絞った方が良いかな?
同じくらいの金額で会社さえよければ選択制にしてはどうですか?
人により好みも違いますし。
そうだね!
仮にラップが余ったとしても必ず使うものだし、参加賞としては嫌な気はしないしね。
では、4種類の選択制で進めます。
相談して良かったよ。
私では全く思いつかなかった商品でした。
お役に立てて良かったです。
ありがとう!
次何かあればまた相談させてください!
私で良ければいつでもどうぞ。
これは、答えを分かっているというよりは、本当にわからないから参考にしたくて答えを求めているケースです。
私からすると主婦が参加さえしてくれれば景品は何でも良いのです。
多少は力になれたかな(ニヤ)
私ならもっとこの手法を使います。
今回の企画で言うと
主婦には主婦にしかわからないこともあります。
そんな場合は迷わず相談します。
恥じずに助けてもらったらいいのです。
相談することで相手の企画に対する「協力心」や「企画への情熱」が向上します。
何もマイナスになることはないのです。
相談することで、この企画を成功させようという気持ちが芽生えます!
あなたも上手く周りや部下を巻き込んでください。
まとめ
助けてもらうふりをしたり、一緒に考えることで部下のやる気は必ず向上します。
もちろん1度魔法をかけたからと言って即効性があるわけではありません。
今回学んだ手法を様々な場面で使い過ぎない程度に活用することで、段々とやる気が増してくることでしょう。
以上、私のとっておきの魔法の言葉でした。
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