嫌いな部下がいて対応に困っている
関わりたくない
上手くやっていく方法がわからない
職場に嫌いな部下がいる人は多いのではないでしょうか。
そんな部下のことばかり気にしていては仕事が手につきませんし、モチベーションが上がりません。
最悪は自分が退職を考えるようになります。
私も苦手な部下はいます。
しかし立場上、苦手だからと最低限の連絡だけすれば良いという訳にはいきません。
どんなに苦手でも上手く対応していかなければならないのです。
しかし、新卒や入社して間がない社員はそこまでする必要はありません。
割り切った付き合いで最低限の接触やコミュニケーションがあり、職場が上手く回れば問題ないのです。
この記事は主に新卒や入社して間もない社員が部下を持った時に抱える悩みの「嫌いな部下への接し方」について書いています。
この記事を読むことで嫌いな部下を意識しすぎることなく仕事に取り組めます。
結論、今のあなたの役職や立場が入社1年目や2年目など、部下が少ないうちは嫌いな部下とのコミュニケーションを最小限にすれば良いです。
最低限のコミュニケーションでも職場は上手く回せます。
安心してください。
嫌いな部下やスタッフへの接し方は結論「最低限の会話」で良しと割り切る
嫌いな部下やスタッフへの接し方は結論「最低限の会話」で良いと思っています。
最低限とは、業務で必要な会話だけするということです。
理由は、それでも職場は回るからです。
変に気を使い過ぎると周りも気を使ってしまい変な空気になります。
実際に私の部下も最低限の引継ぎなど報連相だけは行い、業務に直接関係のない会話はしていませんが、お互いに割り切って仕事をしています。
無理に様子を伺いながら話をする努力をしなくても良いのです。
最初は違和感があるかもしれませんが慣れてくるものです。
最低限業務で必要な会話は具体的にどんなことがあるでしょうか。
最低限の会話例①
今から外出するのでこのメモ書きをお客様が来たら
渡しておいてもらえますか
はい、わかりました。
最低限の会話例②
13時からミーティングが入りましたので一緒に参加お願いします。
はい、わかりました。
最低限の会話例③
この書類はどこに保管すれば良いですか?
その書類はここの棚に保管しておいてもらえますか?
最低限の会話とは業務に支障をきたさないほどの会話
上の3つの会話の共通点は、この会話がなければ業務に支障をきたしてしまうという事。
メモ書きにしても、ミーティングの時間にしても、保管場所にしても同じです。
この会話が無いとどちらかが困ることになります。
メモ書きに関してはお客様への伝言の可能性もあるので渡さなければ後にクレームに繋がりかねません。
最低限の会話とは業務に支障をきたさないほどの会話です。
部下に最低限の会話すらしたくない場合は「転職」を視野に入れる
部下に最低限の会話すらしたくない場合は「転職」を視野に入れます。
【転職エージェント3つのメリットとおすすめ11選】20代や転職に慣れてない人はこれ一択!比較しながら解説します で転職先を記載していますので参考にしてみてください。
しかし、先に伝えておきたいことがあります。
それは「どの職場にも嫌いな人は存在する」といいうことです。
嫌いとまではいかなくとも苦手な人はいるものです。
転職先で嫌いな人がいれば退職を検討しますか?
そうなるとキリがありません。
転職を視野に入れながらもまずは誰かに相談しましょう。
仕事の悩みを相談する相手はいますか?
仕事の悩みを解決する相談相手や手段はいくつかあります。
①家族
②友人
③上司
④同僚
⑤医師など専門家
⑥WEB検索
①家族
人生の先輩でもある両親やお兄さん、お姉さんに相談できます。
あなたが一人暮らしだとしても、電話越しで相談することも可能です。
しかし私の場合は、家族に相談するという選択肢はありませんでした。
家族に相談しない理由は下記です。
・家族に相談するという考えに至らなかった
・相談しにくかった
・解決しないと決めつけていた
家族への相談は私からするとハードルが高いように感じました。
②友人
一番相談しやすい相手ですが、その友人が的確なアドバイスをするかどうかはわかりません。
もしかすると間違ったアドバイスをしてしまい、あなたの状況が悪化する可能性もあります。
友人に相談する場合
・相談する内容に詳しい方
・その悩みを経験している方
上記のような方に相談して今後の行動計画など、的確にアドバイスをいただきましょう。
③上司
上司に相談できるほど行動力のあるあなたであれば、この記事を目にすることはないでしょう。
すでに上司に相談しており、それでも解決していないからこの記事を読んでいるということも考えられます。
なかなか上司には「きっかけ」が無い限り相談しにくいものです。
本音を言えるかどうかもわかりません。
④同僚
実際これも難しいように感じます。
同僚ということは同じ悩みに直面している可能性があります。
「悩みを話す」という事が目的なのであればストレス発散のためにもオススメできますが、「悩みを解決する」となるとどうでしょう。
その方があなたの悩みに対してクリアしている方であれば是非相談してみてください。
人生経験が豊富で年齢も離れている同僚であれば経験者かもしれませんので、相談してみても良いと思います。
⑤医師など専門家
正直この考えは私には思いつきませんでした。
相談する相手としてはかなりハードルが高いため、ここに行きつくまでに相談する相手を見つけるか転職活動を進めましょう。
⑥WEB検索
これまでの①~⑤を検討して解決に至らなかった場合やまずはWEBで調べようと考える方にはオススメです。
あなたとは全くの他人が第3者の目で、過去の経験も踏まえて記事を書いているため、客観的に書かれています。
無理にコミュニケーションを取ろうとすると逆効果
あなたが苦手とする部下、嫌いと思う部下は逆にあなたの事も同じように思っている可能性が高いです。
同じ思いを抱いている部下に頑張ってコミュニケーションを取ろうとプライベートの話をしてみたり、笑わそうとしてみてください。
部下はどう感じるでしょうか。逆の立場になり考えてみてください。
うざ!
面倒くさ!
決してポジティブな考えにはならないでしょう。
完全に逆効果で、更に嫌われるかもしれません。
無理にコミュニケーションを取ろうとしないことです。
嫌いな部下でもコミュニケーションを取りたい場合の対応
嫌いな部下でもコミュニケーションを取りたい場合の対応はいくつかあります。
①報連相を徹底する
②仕事を教えてもらう
③相談に乗ってもらう
④「ありがとう」と感謝を伝える
コミュニケーションを取りたいからとプライベートの内容に踏み込んではいけません。
上であげた内容を優先的に意識して、部下が気を許す頃まで我慢してください。
①報連相を徹底する
報連相を徹底することでコミュニケーションに繋がります。
報連相は業務の中でどんな相手であろうと必要です。
報連相すらできないようでは社会人として良くありません。
徹底して行いましょう。
②仕事を教えてもらう
あなたが分からないことで部下が知っていることは無いですか?
探してみてください。
業務内容であれば部下も口を開いてくれるはずです。
しかし、教えてもらうばかりではいけません。
部下の模範になる人材でなければなりません。
模範になるコツについては【新卒は既存スタッフの模範になれ!】信頼は行動(ABC理論)で勝ち取れ!をご覧ください。
③相談に乗ってもらう
これまで育ってきた環境が違います。
環境が違うと知識や経験も違います。
知識や経験は上司部下関係ありません。
年齢が20歳離れていても部下の方がPCに詳しいかもしれません。
SNSに詳しいかもしれません。
そういった自分より能力のある分野に関してやり方など相談するのも手です。
人は得意とする分野に関して相談されれば教えようという気になるものです。
④「ありがとう」と感謝を伝える
①~③までのどれを選択しても最後は必ず感謝の言葉を述べましょう。
これだけは忘れてはなりません。
「ありがとう、助かりました!」と言われて嫌な気持ちになる人はいません。
間違っても偉そうな態度を取ってはいけません。
偉そうな態度とはどんな態度なのか確認しておきたい人は【新卒はスタッフに低姿勢】常に学ばせてもらう気持ちが大事!偉そうな態度は厳禁!をご覧ください。
最低限の会話でも職場は回る
職場の全員を嫌いという場合を除いて、少数の場合は他の部下としっかりコミュニケーションを取り、嫌いな部下とは最低限の会話をする。
これでも十分に職場は回ります。
その中でもコミュニケーションを取りたいと思うのであれば前述した会話を意識してみてください。
嫌いな部下がコミュニケーションを望んでいない場合は無理しないでください。
まとめ
嫌いな部下が職場に1人でもいればやり辛さを感じます。
だからと言ってすぐに転職を検討するのではなく乗り切ることもスキルアップには必要です。
なぜなら、どの職場でも嫌いな部下や苦手な部下は存在するからです。
あなたがいる職場だけではありません。
みんな同じなのです。
最低限のコミュニケーションを取りながら上手く職場を回してください。
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