- ジムに転職したいけど未経験でも良いのかな
- ジムはどんな人が採用されやすいんだろう
- どんな人材を求めてるんだろう
日本全国にあるスポーツ関連の大学は200校以上ある。その中でスポーツジムやフィットネスクラブに就職、もしくは転職を考えている人が多いと思います。
スポーツジムに働いているってだけでカッコ良いイメージあるよね
私もそう思ってたし、今も思ってるんだ
フィットネス業界はスポーツジムやフィットネスクラブだけではなく、スポーツショップやストレッチ専門店、トレーナー、インストラクターなど様々な業種がある。その中でもスポーツジムやフィットネスクラブに就職や転職を考えている20代~30代の若い世代に向けて、どんな人が採用されやすいのかについて執筆していきます。
この記事を読めばあなたがスポーツジムやフィットネスクラブで採用される可能性があるかどうかがわかります。ジムが求める人材、人物像も分かりますので最後までご覧ください。
スポーツジムやフィットネスクラブの違いと特徴については別の記事で解説しています。ジム職を検討している人は必ず一読してください。スポーツジムとフィットネスクラブそれぞれの業務は重なる部分もありますが全く違う業務が大半です。就職や転職した後に後悔しないためにもしっかり把握しておく必要があります。
スポーツジムやフィットネスクラブは未経験でも採用される
未経験でも採用されるのかな
スポーツジムやフィットネスクラブは未経験でも採用されるのか?ジムに就職もしくは転職を考える人のほとんどが考えそうなこの疑問、意外にどこを探しても見つからないんですよね。
結論、未経験でも大丈夫です!むしろ経験者はほんの一握りなんだ
だから未経験でも安心して就職や転職を検討してほしいと思います
ジム経験者は少ないですが、ジムに通ったことがある人や体育会系の人は多い印象です。
ちなみにアルバイトのほとんどがジムスタッフ未経験です。運動が苦手な人や好きではない人まで働いています。それはそれでどうかと思うが。。
スポーツジムやフィットネスクラブは未経験でも採用される
ジム未経験者でも安心して就職や転職活動に取り組んでください。
スポーツジムやフィットネスクラブで採用される人材とは(採用基準)
ジム未経験者でも安心して就職や転職活動に取り組めることがわかったら、次に気になるのはこれ。
・どんな人材が採用されやすいのかな
・自分でも大丈夫かな?
採用される可能性について知りたくなりますよね。今この記事を読んでいる人はジムへの就職や転職を前向きに検討している人が多いと思いますので、気にならないわけがありません。
ここからは「どんな人材が採用されやすいのか」「どんな人材が面接官の興味を引くのか」について1つづつ項目ごとに解説していきます。
採用される可能性について知りたくなりますよね。給与など金銭に関する疑問については別の記事で解説します。
アルバイトスタッフ経験者・社員経験者
どの職種でも王道な採用基準「経験者」です。ここで言う経験者とはスポーツジムやフィットネスクラブでアルバイト経験がある、もしくは社員経験がある人を指します。
- 一度も就職したことがない大学生や専門学生・・・アルバイト経験があるか
- 転職活動中・・・アルバイト経験もしくは正社員経験があるか
会社は経験者が一番望ましいと考えますが、経験者を嫌煙するケースもありますので同時に紹介します。
会社が考える経験者が良い理由・嫌煙される理由
あなたが一人でラーメン屋を切り盛りしているオーナーだとして、1人採用したい場合、ラーメン屋の経験者がある人と無い人ではどちらを採用したい?就職希望者の正確などは全く考えないでください。
採用したら僕が教えないといけないんだよね。経験がある方が何も言わなくても動いてくれそうだし、のみ込みも早そうだから経験者かな。
会社も同じように考えます。経験者と未経験者なら経験者の方が良いのです。
逆に経験者が嫌煙されることもあります。
実績がない経験者は厳しい
経験が数カ月なら実績がなくて当然ですが、何年も経験があって実績がないのは正直厳しいです。
この数年間何をやっていいたんだ・・・
何年も務めていて、良い意味で上司に目を付けられると何かしら仕事を任されます。
これ以外にも様々ありますが、担当を任されたことがなく、実績を語れなければ厳しいです。採用が決まっても会社に貢献してくれないかもしれないと判断されます。
芯が強すぎて社風に合わない
実績があっても芯が強すぎて会社の指示を聞いてくれなさそうと思えば採用を検討されてしまう可能性があります。
部長経験や部下がいる人は分かると思うけど、言う事聞かない人が自分のチームにいると大変ですねよ
言う事聞かなさそうな人材の採用は会社としてリスクを伴います。結果を出せる人材と見越したら採用の可能性はありますが、会社はできるだけ、結果を出せて、言う事を聞いてくれそうな人材を欲しがります。
運動経験者
運動未経験なんだけど採用される可能性あるかなぁ
ジムスタッフ経験者の次にほしい人材は運動経験者です。ジムで採用された皆さんは運動に携わる仕事をします。運動に携わる仕事なのに運動経験なしでは面接官に良い印象を与えられません。お客さんからしてもマシンの説明を受ける時に運動未経験者より運動経験者に教えてもらいたいと思うものです。運動未経験者は会社だけではなくお客さんからも良い印象ではないのです。
やっぱり運動経験必要じゃん
ジムは諦めるしかないかなぁ
諦める必要はないよ!
運動経験がない人は運動経験や知識以外で会社に貢献できることをアピールすればいいんだ
会社はなぜ事業をしているのかを考えてみましょう。キレイに回答すると会社は「お客さんの悩みを解決するため」に事業を営んでいます。お客さんの悩みを解決する対価として会費を払っていただきます。
キレイな回答は「お客様のため」ですが、お客様のためだからといって無料では会社が成り立ちません。対価として会費というお金を頂く必要があります。つまり、会社はお金を増やしたいのです。お客様からより多くのお金を頂きたいと考えているのです。
お客様からいただく会費を更に増やすためには自分に何ができるかを考えることが重要なポイントです。
コスト削減も会社の利益拡大に繫がります。
会社はとにかく売上を上げて、コストを下げ、利益を多く残したいんだ
運動経験やジム経験がある人よりお金に直接貢献してくれそうな人材の方が良いのは当然の結果ですね
それなら考えられるかも知れない!
経営のこと色々勉強してみるよ!
希望が見えてきた!
コミュニケーション能力の高さ
コミュニケーション能力ってただ相手と喋ることができれば良いの?
コミュニケーション能力(コミュニケーションのうりょく、communication ability)は、「他者と意思疎通を上手に図る能力」を意味する。コミュ力(コミュりょく)と略されることもある
引用:コミュニケーション能力 – Wikipedia
ただ喋ることができるだけではなく意思疎通が上手くできるかどうかだね!
スポーツジムもフィットネスジムもお客様にマシンを説明したり、入会を検討されている方が無料見学に参加することもあります。既存会員様の中にはスタッフと会話することを楽しみに通っている人もいます。
会話を楽しみにしている人もいるんだぁ
有料のパーソナルトレーニングに参加する人の中には「今日はあなたと会話だけで良い」て言う人まで普通にいるんだよ
これらは全てコミュニケーション能力が必要です。意思疎通が上手くできなければなりません。例えプライベートでは人見知りで意思疎通をあまり取らなくても、仕事では社交的と思われくらいコミュニケーション能力高く、意思疎通を図る必要があります。ジムは健康が売り。健康が売りの場に意思疎通が取れない暗い雰囲気のスタッフがいたらどうでしょう。間違いなく印象は良くないですよね。
ここではコミュニケーション能力の細かい解説はしませんが、会費の説明やお客様の悩みを聞く機会が多くあります。正確に答えることができるかどうかはジムスタッフにとってとても重要なのです。
説明の上手さ
ジムスタッフは説明の上手さが重要です。説明の手順がバラバラだと言いたいことが伝わりません。これは入会受付やマシン説明、スタジオプログラムを担当するインストラクター、パーソナルトレーナーなどに該当します。説明の上手さはジムのスタッフ全員に必要なスキルです。
ジムはサービス業であり、接客業、とくには専門業ですので、正しい知識とスキル、そして伝える能力が求められます。
マシン説明した後に効果を実感していただけたことが分かった瞬間の嬉しいこと嬉しいこと♪上手く伝わらない時はどうすれば伝わるかを考えて理解できるまで説明するんだ
場合によっては日を開けて改めて確認もするよ
これはコミュニケーション能力の1つだね!
傾聴力が高さ
傾聴力とは相手の話を最後まで聞いて本当に話したい事を引き出し理解することです。
ジムに通う人のほとんどは何かしらの悩みや目標を持っています。
常連さんはジム仲間と合うためなど目的が違う場合があるんだ
悩みもあるけどコミュニティを一番の目的にしている人が多いよ
悩みや目標があるとカウンセリングから行います。まずは相手の話を最後まで聞き、内容を理解した上でこちらから質問したり潜在の悩みを引き出したりします。とてもレベルの高いことを言ってるように聞こえたかもしれませんが、ジムスタッフとしては当然のスキルになります。今はまだ備わっていなくても実戦で経験を積んで体得してください。
洞察力の高さ
洞察力とは物事の本質を見抜く力のことです。洞察力が高いと想定外の事態に直面してもスピーディーに状況を把握し理解できます。これにより的確な対応ができるのです。
ジムは入会受付や退会受付、マシン説明、清掃などマニュアルに沿って動くことが多いのですが、人の悩みや目的は千人十色。お客様1人ひとりの悩みがイレギュラー対応になるのです。お客様から頂く会費のミスが起こった場合も洞察力が必要で、臨機応変に対応する場面が多々あります。
ジムは目の前のお客様に対して臨機応変に対応できるかが重要です。
マニュアル通りにならない事の方が多いことを覚えておこう
リーダーシップ
スポーツジムはスタッフ不在時間や不在の曜日を設けたりしてコストを削減し、低コスト運営に力を入れている。2020年から情勢が激変し、利益がピーク時の70%程にまで激減した影響により、一層利益を追求しているため、1店舗に対して社員1名とスタッフ4名など少数で運営している。
場合によっては1名の社員が2店舗掛け持ちするなど社員やスタッフの負担が増えているのが現状です。
これは入社1年目だろうが5年目だろうが関係なく、人数の問題でそうせざるを得ない場合もあるのです。仮に2店舗を社員1名が担当するとなれば、1店舗に割ける時間は半分です。こうなるとスタッフに業務をお願いする場面が増えてきます。ここであなたのリーダーシップが必要になるということです。
仮に1店舗を担当する場合でも2020年より前に比べて圧倒的に販促頻度が上がっています。
社員自身もシフトに入りながら、以前より増えた追加施策をこなせるはずがありません。スタッフの協力無くしては絶対に回りません。店舗数に関係なくリーダーシップが重要になっています。
会社によっては4店舗で1社員とかもあるんだ
スポーツジムは今が踏ん張りどころだね
部下への対応については別の記事に沢山書いていますので興味があれば参考にしてみてください。
転勤OKなフットワークの軽さ
スポーツジムやフィットネスクラブは全国展開している企業がほとんど。一部企業では数県またいで運営している場合もあるが、どちらにせよ県をまたぐ転勤があると考えておこう。
私、ここから離れたくないんだけどなぁ
企業によっては面接、もしくは入社後に転勤が可能か聞かれるから自分の意思は必ず伝えよう
男性は転勤OKな傾向がるけど、女性はNGにしてる人が多い印象かな。
転勤で色々な地方に住むことができ、住宅手当など福利厚生もある。色々な地方を経験してみたい好奇心溢れる若者には打って付けの条件とも言えます。
男性の若手社員に転勤について本音でヒヤリングしたら全員転勤に抵抗がなかったんだ
これには驚いたよ!
この機会に色々な地方に行ってみたいです!
家族がいるお父さんのジム転職はよく考える必要がありそうです。転勤OKでも近場を指定するなども検討してみてください。
数値が得意・好き
2020年から情勢が激変しスポーツ業界は売上と利益が激減したことで閉店を余儀なくされた企業が後を絶たない状況でした。なんとか利益を出そうとあの手この手でコストを削減し、今も尚利益を生むための激戦が続いています。
2022年、会社が求める人材は数値管理ができる人材です。数値が好きな人なら損益計算書に興味が湧くでしょう。
- なぜ利益が残らないのか
- どの売上が減ったのか
- どのコストに異常があるのか
これらの謎を読み解き会社にお金で貢献できる人材を一番に求めているのです。
極論、スポーツに興味が無くても、数値管理、コントロールができる人材ならOK!
評価されること間違いなしだ!
スポーツジムの現場で働けるのは若いうち!20代~30代におすすめ
スポーツジムや特にはフィットネスクラブに就職や転職するなら若いうちがおすすめ。理想は20代です。40代での転職となれば別ですが、若い人材はまず現場経験からスタートします。ジムであればお客さんの模範となるべくトレーニングに励み、フィットネスクラブであればスタジオプログラムの担当はマスト業務です。
スタジオプログラムを担当するとなればレッスン内容によっては部活レベルで体力を使います。
私が担当していたプログラムレッスンは100mをダッシュするのと同等な心拍数になる内容だったんだ
何度も足を痛めて痛み止めの注射も打ってたね
若くないとできないよね・・・
管理職となれば別ですが現場からスタートする若手社員は必ずと言って良いほどトレーニングに励みお客様の模範になる必要があります。場合によってはトレーナーの資格も必要になるかもしれません。
まとめ
スポーツジムやフィットネスクラブはジム未経験でも採用されるかどうかについて解説しました。結論は採用される可能性は十分にあります。2020年から情勢の激変に伴いスポーツジムやフィットネスクラブは売上が激減しています。しかし2年後の2022年あたりから徐々に回復傾向にあります。今存続しているスポーツ業界は一番苦しかった時期を乗り越えたのです。
これから求められるのは会社への貢献度。どれだけ会社に利益を残せるのかが重要になります。一方で、ジム経験者や運動経験がある人が有利になるのも事実。経験者は自分なら会社にどう貢献できるのかを考えてください。未経験者も会社に利益を残すために何ができるのかを考えてください。
会社にどう利益貢献できるのかを面接官にしっかりとアピールすれば採用の光が見えてきます。
スポーツ業界に強い転職エージェントを紹介しているので合わせてご覧ください。ここで紹介する転職エージェントは転職活動をしている人なら100%知っている企業で皆さんも名前は聞いたことがある超有名大手企業です。