・ミスを指摘したいけど言えないなぁ
・指摘のタイミングはいつがベストなんだろう
・指摘したら嫌な顔された
皆さんは部下がミスをした時の指摘はいつしていますか?
ミスした直後なのか、時間が経って落ち着いてからなのか、数日後忘れたころなのか、もしくは指摘しないのか。
指摘しないということは無いと信じたい。
最近は指摘すると嫌われるや、嫌われたくないなどの理由で指摘しない人が多いように思う。
指摘することが前提として、指摘のタイミングは非常に重要です。
これを失敗するとそれこそ嫌われてしまいます。
この記事は部下が仕事でミスを侵した場合の指摘のタイミングについて書いています。
この記事を読むことで適切なタイミングで指摘できるようになり、将来的には必ず信頼を勝ち取ることができます。
嫌われたくないのであればしっかりと覚えておきましょう。
指摘は大切ですが、褒めることも忘れないでください。
褒めるで成長に繋がることについて【部下は褒めて成長させよ!】一番大事な「具体的」を解説をご覧ください。
どれくらい褒めればよいかについては【部下は褒め倒せ!】9割褒めて1割お願いくらいが調度良い!?をご覧ください。
仕事のミスは起こった直後に指摘すること
結論、仕事のミスは起こった直後に指摘すべきです。
後から言おうなどと考えないでください。
直後である理由
①後に言うと相手に不快感が生まれる
②忘れてしまう可能性がある
③熱が冷めて指摘し辛くなる
一つづく解説します。
①後に言うと相手に不快感が生まれる
後から指摘すると
あの時言われなかったから良いと思ったのになんだよ!
こう考えるでしょう。
例えば、
会社で髪の色は黒でなければならないというルールがあるとして、これに対し茶色で出勤してきた部下がいるとします。
あなたならいつ指摘しますか?
こう考えるとわかりやすいですね。
これをその場で指摘せずにいつしますか?
後で指摘すると上の相手男性の吹き出しのように思うでしょう。
その場で指摘しなければ「良いんだ、大丈夫なんだ」と思うものです。
だから不満に思うのです。
当然の不満です。
②忘れてしまう可能性がある
ミスなど指摘内容によっては熱度が違います。
指摘して改善に繋げなければならないという着地点は同じなのですが、指摘内容に大小はあります。
これが自身に影響のないミスに対しての指摘であれば指摘を忘れる可能性もあります。
人間忘れることはあります。それが特に自身に関係のない内容なら尚更です。
しかし、周りに影響するミスだった場合で指摘を忘れたら確実に他の部下への信用は失います。
③熱が冷めて指摘し辛くなる
元々指摘することが苦手な人は熱が下がり余計に指摘し辛くなります。
あなたに少しでも心を開いている部下であればこう言ってくるでしょう。
今のミスは指摘しないんですか?
放っておいて良いのですか?
こうなると気まずいですよね。
以上のように、後から指摘することのメリットはありません。
その場で指摘がベストです。
これがもし、相手もカンカンな状態で指摘どころではないという場合には面談のように別室でゆっくりと心を落ち着かせて話す必要があります。
面談については別の記事で解説しています。
指摘は部下の成長に必要不可欠。しない上司は育てる気なし!
指摘することで相手は嫌な気持ちになります。
心の底から「指摘くださりありがとうございます!」なんて思う人などいません。
メールでお礼を告げる時は上記のように書きますが社交辞令ですね。
こう返しておかないとという使命感です。
しかし、嫌な気持ちにさせてでも指摘は必要不可欠です。
何故ならば、指摘は相手の成長に繋がるからです。
指摘されずにそのまま年月が過ぎた人と指摘を受けながら成長した人とではどちらが実力ありますか?
そうです、指摘を受けながら成長した人です。
指摘されずに過ごしていると、いざお客様から指摘をいただいた時に耐えられずに退職してしまう可能性があります。
指摘を受けて免疫を付けさせてあげることも上司の務めであり、人材育成に繋がります。
指摘を受けずに過ごす社員は不幸ですよ。
しっかりと指摘してあげましょう。
部下全員が指摘されることが大嫌いという訳ではありません。
ポジティブな社員なら前向きに捉えてくれます。
安心して指摘してあげましょう。
部下への伝え方については下記記事もご覧ください。
【部下への指示が伝わらない】話の進め方のコツを5つだけ解説
【超重要な仕事の伝え方】部下育成係は4つの基本をマスターせよ!
ミスさせない事前準備は必要
何度もミスされると指摘する方もミスした方も大変です。
出来るだけミスがないように事前に都度確認しておくと良いですね。
忙しいからと確認を怠るとミスに繋がるこが大変多いです。
これは私も幾度となく経験ん/しています。
指摘も大切ですが、極力ミスを侵さない工夫をすることも大切です。
指摘のまとめ
部下がミスを侵した場合はその場で指摘してあげることの大切さについて書きました。
後からでは相手は不快感を覚えます。
だからと言って指摘しなければ周りから冷たい目で見られるでしょう。
居板挟みになるくらいなら指摘した方が良くないですか?
そもそも指摘すること自体苦手な方は場数をこなして慣れていきましょう。
経験が全てです。
嫌われることを気にしていては上司は務まりません。
しっかりと業務をこなしていれば指摘したくらいで嫌われません。
人間関係良好なら嫌われません。
指摘する勇気を持ってください。
この章があなたの人生にとって役に立ち、一つでも悩みを解決することが出来れば幸いです。
コメント