・部下への態度について指摘を受けた。
・スタッフにどう接して良いかわからなくなった。
あなたは既存スタッフに学ばせてもらうという姿勢や気持ちで仕事をしていますか?
新卒でしかも既存スタッフがいる職場ではどうしてもあなたを上司とは認めてもらいないものです。
私はこの経験がないのですが、部下のほとんどは配属先のスタッフへの接し方に悩んでいます。
既存スタッフがいる職場に配属になったあなたの宿命です。
皆、同じ悩みを抱えているのです。
スタッフと上手くやっていけない。。。
こんな悩みを何度も聞いてきました。
悩みの大小はあるにしても、この問題は深刻です。
私は悩みの原因のほとんどが新卒(あなた)にあると思っています。
中には新卒を受け入れないという姿勢で構えてくるスタッフもいますが全員ではありません。
私は新卒とスタッフの両方にヒヤリングするようにしています。
理由は、一方の思いだけでは聞いた情報が正しいかわからないからです。
この記事では、あなたが気付きにくい「スタッフに対する接し方や姿勢」について、改めて見直してもらうために書いています。
スタッフに敵対心を持たれたり、好かれない原因は様々ありますが、その中でもスタッフに「偉そうな態度を取っていないか?」について考えてもらいたいと思います。
もしあなたが当てはまっていたら、すぐに態度を改めなければなりません。
新卒はスタッフに低姿勢で常に学ばせてもらう気持ちが大事!偉そうな態度は厳禁!
配属されて間もないあなたはスタッフに低姿勢で、「学ばせてっもらっている」という気持ちで業務にあたりましょう。
既存スタッフより仕事ができないのに偉そうな態度を取ってはいけません。
【偉そうな態度の例】
・上から目線で発言する
・面談や会議中に足を組む
・Web会議中に電話などで離席する
・自信の力を過信する
・指示ばかりで自信は動かない
あなたは上記に該当していませんか?
上記はスタッフから「偉そう」と捉えられる行動例です。
該当していては困りますので、1つづつダメな理由を解説していきます。
上から目線で発言する
あなたはこれまで何度かアルバイト経験があるかもしれません。
そのアルバイトではリーダーとして慕われていたかもしれません。
しかし、今「その時の、仕事ができるあなたの気持ち」をそのまま配属先に持ち込んではいけません。
確かに、あなたをリーダーに選んだにはちゃんとして理由があり、適任なのかもしれません。
しかし、現段階ではそんなことはスタッフにはわかりません。
入社していきなりリーダーになったわけではなく、いくらかの年月を経て、仕事を覚えてリーダーに抜擢されているはずです。
今のあなたは新人。
そう考え、仕事を覚えていきましょう。
新人が上から目線なのはあり得ませんよね。
今のあなたが上から目線で発言してしまうと
・現場の仕事もできないのに偉そうに。
・入社しいていきなり上司ぶって。
・社歴が少ないくせに。
このように、あなたの業務スキルの低さに関しての不満を抱きます。
業務を一通り覚えて、スタッフの人間関係が良好であれば次に段階である「指示だし」に進んで良いでしょう。
しかし、そこでも偉そうな態度を取ってはいけません。
結論、どんなに社歴があろうと、仕事ができようと、スタッフに対して偉そうな態度を取ってはいけないのです。
もし今あなたが苦手なスタッフの対応に困っているのであれば【新卒人間関係】嫌いな部下やスタッフへの接し方は結論「最低限の会話」で良しと割り切るをご覧ください。
配属されてやるべきことについては社会人1年目や新卒が今、一番大切なのは現場業務に集中することを御覧ください。
面談や会議中に足を組む
いくら役職上、あなたが上司だからと、面談中や会議中に足を組んではいけません。
これは仕事に慣れてからも同じことが言えます。
面談は真剣に本音を語り合う場でもあります。
普段の会話の中ではできない話題に触れます。
そんな真剣な話をしている時に足を組んで偉そうな態度を取ってはいけません。
スタッフとは対等、もしくは部下という気持ちで業務に臨んでください。
【社員初心者編】 仕事の人間関係に問題が発生したらまずは面談!もご覧ください。
Web会議中に電話などで離席する
上司だからと部下が取らない行動をとってはいけません。
Web会議では常にあなたの行動が見えています。
部下や同僚がいきなり電話を持って離席したらどう思いますか?
逆の立場になればわかりますね。
良い気はしないと思います。
どうしても緊急な電話であれば一言皆に告げてから離席しましょう。
自信の力を過信する
自信は経験者だからと新人という気持ちが初めからなく、上司と言う目線で仕事をしていませんか?
スタッフの中には上司と割り切れない人もいます。
自信の力を過信して、あなたの考えが正しいと押し付けないようにしましょう。
仮に正しかったとしても、今は堪えてください。
スタッフがあなたを上司と認めてから本領を発揮すれば良いのです。
【超ド級】仕事で部下をやる気にさせるたった1つの魔法の言葉もご覧ください。
指示ばかりで自信は動かない
あまりないケースかもしれませんが、指示ばかり出して自身は何もしないようなスタイルではいけません。
後に指示を出して自信が居なくとも配属先の店舗などが回せるようになるのが理想ですが、今のあなたはまだここを目指す必要はありません。
まずはどの既存スタッフよりも仕事ができる人材になりましょう。
仕事を覚えることが先決です。
偉そうな態度は人間関係を悪化させる
偉そうな態度は人間関係を悪化させます。
私の経験上、間違いありません。
これは、新卒だけではなく、中途や異動で着任したベテラン社員にも言える事です。
着任早々偉そうな態度で業務の指摘ばかり繰り返していて、人間関係が築けると思いますか?
私なら
なんだこの人は、偉そうに。
と思います。
この時点で壁を作ってしまいます。
一度作られた壁はそう簡単には壊せません。
今後の業務を円滑に楽しくするためにも壁を作らせないようにしましょう。
とはいえ、どんなに完璧に低姿勢で接していても、壁を作られてしまうことはあります。
だからこそ、自分から壁を作られるような行動を取らない事です。
私の回りでも、偉そうな態度で接して人間関係が上手くいっていない社員がいます。
上手くいっていないことに気付いているかはわかりませんが、確実に煙たがられています。
偉そうな態度は人間関係を悪化させるので控えましょう。
今のあなたに必要なことは仕事を「学ばせてもらっている」という姿勢
今のあなたに必要なことは「学ばせてもらっている」という姿勢 です。
これが後に信頼に繋がってきます。
【「学ばせてもらっている」という姿勢 が必要な理由】
・人間関係を築くため
・後に仕事をやりやすくするため
・指示をだしても動いてくれる人材を作るため
・指示しなくとも動ける人材を作るため
人間関係を築くため
新卒のあなたは仕事を覚えることに集中して、何でも率先して業務をこなしてください。
その行動を既存スタッフは見ています。
まずあなたがすべきことは既存スタッフの仕事を取るくらいのつもりで仕事を覚え、そしてこなしていくことです。
後に仕事をやりやすくするため
仕事を覚えて何でもできるようになったあなたの発言に対してスタッフは耳を傾けてくれるようになります。
この頃になると、既存スタッフのあなたを見る目が変わっているはずです。
既存スタッフはあなたを受け入れるようになります。
ここまでくればあなたの勝ち!
その後は仕事がやりやすくなります。
指示をだしても動いてくれる人材を作るため
既存スタッフがあなたを受け入れてくれるようになれば、徐々に指示をだせるようになります。
指示を出すと言っても「お願い」です。
あれやっといて。
これも頼むわ。
これではいけません。
仕事の任せ方、任せる相手選びについては【誰に仕事をお願いすべきか】相手の得意不得意見極め2つのコツで解説しています。
あなたの指示に対して動いてくれる人材を多く作ることで、あなたは今後、仕事が増えたとしても難なく乗り越えていけます。
まとめ
入社してすぐは既存スタッフに低姿勢になり、仕事を学ばせてもらっているという気持ちを持ちましょう。
今はとにかく仕事を覚えることに集中する。
社会人1年目や新卒が今、一番大切なのは現場業務に集中することもご覧ください。
偉そうな態度は絶対に厳禁です。
この記事で書いたことを念頭に置いて業務を行うことで、後に上手く既存スタッフを動かせることに繋がり、結果、仕事が増えた場合でも助けてくれることでしょう。
ハードルが高いように思えますが、基本に忠実になり、まずは仕事を覚えることから始めていきましょう。
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